○受賞者
常務執行役員製銑技術部長 | 西村 博文 | |
経営企畫部海外事業総括室主任部員 | 大山 伸幸 | |
スチール研究所製銑研究部長 | 佐藤 道貴 | |
スチール研究所主席研究員 | 武田 幹治 | |
東日本製鉄所(京浜地區)製銑部長 | 櫻井 雅昭 |
○「Super-SINTER®」について
高爐の主原料となる焼結鉱の製造工程において、粉コークスの一部代替として炭化水素ガス(都市ガス)を使用する技術です。炭化水素ガスは粉コークスと燃焼ポイントが異なるため、燃焼最高溫度を上昇させることなく最適な焼成反応溫度を長時間保持することができ、焼結プロセスのエネルギー効率が大幅に向上します。2009年1月に東日本製鉄所(京浜地區)焼結工場において商業運転を開始し、CO2排出量で最大年間約6萬tの削減が可能となりました。
當社はこれまで、積極的な技術開発と設備投資を積み重ね、世界最先端のエネルギー効率?資源循環率?環境保全技術を有する製鉄プロセスの確立に努めてまいりました。資源循環型社會の構築により地球環境に一層寄與していくために、更なる技術開発を進めてまいります。